Negla
プラスチックのコップ

徐々に近づいてくる台風の気配を感じる一日でした。日が暮れるとともに風が強まり、時折サーッと雨脚が強くなる。毎年7月9、10日に開催されるご近所の夏祭り・ほおずき千成市。欠かさず行っていたのに今年はタイミングが合わず、友人に名物のチキンライス(古書ほうろうのみかこさんお手製)とピロシキをネグラまで配達してもらって食べました。おいしかった。ほおずき千成市は界隈に住む方々の完全手づくりのお祭りで、ほんとにいい雰囲気なのです。

今日は、背板に飾り彫りが入っているくさびタイプの本棚を二つ、店頭に出しました。ひとつはくさびが半分近く足りないので作らなくては……。これがけっこう面倒で。木っ端をカンナで削って調整するんだけど、なかなかどうして、地道な作業です。くさび足りなくてもいいよ!という方、お安く売ります。

写真は本棚と全く関係なく。70年代のプラスチックのコップ。こういう昭和レトロのモノは、自分の中で微妙ながらもハッキリしたアリナシがある。ちなみにこのコップはアリ。甘過ぎなくてよい。

近々きちんとお知らせしますが、この夏から月に一回、神社で開催される骨董市に出店することにしました。ネグラを始めて5年目、新たな挑戦です。

明日11日(金)から鳥取へ行ってきます。開店して一年になる知人の店を訪ねる旅です。14日(月)は仕入れなので、4日連続のお休みとなります。よろしくお願いします。
小さくて丸いケースモノ

こういう小さくて丸いケースが好きで、個人的にもずいぶん持ってる。出番は旅行のときが多くて、クリーム類を入れたり薬を入れたりピアスを入れたりしています。セルロイドはね、弱いんだけど、その弱さゆえのかわいさというか、やっぱり好き。手前の黒いのは、たぶんベークライト。戦前のほお紅です。開けるとこんな感じ。

外国のものかと思いきや日本のモノでした。いいデザイン。ほう紅はさすがに使えないけど、中を取り出せばケースは使える。締めるタイプのフタなので、それこそクリームとかいいかも。お客さまで口紅をこういうケースに入れ替えて使っているという方がいらした。ドライヤーを使うとキレイに詰め替えができるそうです。いいな!と思ったけど、わたしは口紅を使わないので実践できていない。いつの日か!
カゼインのイヤリング
カゼインのイヤリング

短大時代、私が所属していたのは工芸デザイン科のプラスチックコース。今やその短大もなければそのコースもなくなってしまい、樹脂まみれの二年間がごっそり幻のようになってしまった。さんざん扱っていたはずなのに、今ではプラスチックに関する知識もおぼろげで、あの二年間が確かにあったと信じさせてくれるのは、友人たちの存在と除光液から漂うアセトンのにおいだったりする。

プラスチックとひとくちに言ってもいろんな種類がある。古道具でおなじみなのは、半合成プラスチックのセルロイド、フェノール樹脂とも呼ばれるベークライトあたりだろうか。

メルボルンからはるばるやってきたこのイヤリングは、ミルクのたんぱく質から作られたカゼイン・プラスチックでできている。元をたどるとミルク、そう思うとなんだか距離が縮むというか、生命力を帯びて感じられるというか。

デッドストックなので未使用。全5色。どの色も絶妙でかわいい。大きさは爪の先くらい。60年代風のファッションには相性抜群だと思う。黒のミニ丈ワンピースにからし色のイヤリングなんて組み合わせもきっとすてき。先日お買い上げくださった方は、イギリスで買い求めたという素敵なアンティークのワンピースをお召しになっていた。私が見ている限り、古いものは不思議と納まるべき人の元へ納まっていくことが多い。互いにしあわせなことだと思う。人にとってもモノにとっても。

fromメルボルンのイヤリング、ひと組1200円です。
商品に関するお問い合わせはkajinoriko*gmail.comまで!
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