Negla
贈り物には熨斗


クリスマスといえば贈り物なわけで。赤白つながりでこんな包装アレンジはいかがでしょう?

渋い!でもけっこうかわいい!リボン結びが上手に出来ない人でも大丈夫。のりでピッと貼れば完成です。
この国のモノがほしいのに

夕方、ふらりと来店された外国人のお客さま。熱心に店内を回った末、棚の下の方でホコリをかぶった紙モノを見て喜んでいる……。そういえば店頭に出していない紙モノの山があったなぁと思って、こんなのもあるよって見せたら「ワァ〜オ!」って。デザイナーの家族のために、タイポグラフィがおもしろい紙モノを探していたという。

聞けば、大江戸骨董市やらアンティークショップやらいろいろ回ったらしい。彼曰く「な、の、に!みんなフランスとかイギリスとかのものばっかり!とくにフランスのモノ。なんでなの?ボクはこの国のモノがほしいのに」と言う。前にも同じようなこと言ってた外国のお客さんがいた。そっかぁ……なんか……うちに日本の古い紙モノがあってよかったよ……。彼には乃木神社骨董蚤の市のフライヤーを渡して、次回は乃木においでよ!と言っておきました(笑)

「中身は重いからいらないナ」と言われた戦前の花王石鹸。缶はイギリスに旅立ちました。ちなみに、この包装紙は原弘によるデザインです。今見てもイケてる!そしてこの月のマーク!こ、こわい!!
「FUNNY FACE」のパンフレット

 オードリー・ヘプバーン大好き。ときどき観たくなるのでいくつかDVDも持っている。連休はじめに千駄木の記憶の蔵で開催された古書ほうろうさんの映画ポスター市で、「FUNNY FACE」の公開当時のパンフレットを入手。数あるオードリーの出演作の中で、この「FUNNY FACE」が一番好きかも。フレッド・アステア共演だし、ジヴァンシーによる衣装も最高にかわいいし、オープニングもとっても洒落てる。

仕舞い込むのはもったいないので、マットもどきを切って額に入れてみました。店の在庫の額、お値段1000円。額は古道具やで探すといいアイテムだと思う。だいたいどこの古道具やにもあるし(たぶん)、そんなに古いモノじゃなければ値段も安い(たぶん)。マットは厚手の白い紙を買ってきてサイズを合わせて切ればそれっぽく作れます。おすすめ。
人生アルバム「伸びてゆく」
最近のお気に入り。「伸びてゆく」。
「たんじよう」のページ。
「学友」のページ。
「社交」のページ。
昭和20〜30年代くらいの第一生命こども保険のおまけ。我が子の誕生から、その子が結婚するまでをまとめられるようになっている。紹介したページの他「かぞく」「おいたち」「ようちえん」「入学」「旅行」「卒業」「社会」……などなど。イラストがとってもかわいい。デザインもよし。未使用品、一冊のみ入荷です。
戦前のオリガミ
とてもいい感じに褪色している。写真では伝えきれないのが残念。ほんとうに、美しき褪色なのです。時を経たモノだけが持つ味わい。今の折り紙の色の乗り方とは全然違う。たぶん、インクじゃなくて顔料なんじゃないかと思う。褪色した色とりどりの紙たち。その中に突然ビシッと現れる黒。そのマット感といったら!

紙味があまりに良くて、ひと束自分用に確保してしまった。ときどきペラペラと眺めては満足している。

明日6日(月)は11時〜16時の変則営業です。
戦前のノートいろいろ
戦前のノートをたくさん仕入れました。正直、状態はあまりよくないです。でも紙味はバッチリ。そのままノートとして使うのもよいですが、中の紙をバラして便箋として使うのもおすすめ。前回のフクメンのチラシ(リンク)は、こういう古い紙をプリンターにかけて作りました。

大半は滋賀県の学習ノート。今は民間会社が作ったノートがほとんどですが、当時は県ごと、もしくは地域ごとに行政機関がノートを作っていたようで、表紙に「滋賀県」の文字が書かれていたり、滋賀県を中心とした地図が描かれていたり。で、表紙を開くと、どのノートの裏にもこんな(↓)箇条書きが。
「いつまでも大切にのこしておきませう。」「紙をむだにせぬ様 きれいに一冊をおつかひなさい」思わず背筋が伸びてしまう。どの文言もなんだか胸に響きます。
最近の紙モノより

最近の紙モノより、お気に入りを数点ご紹介。まずはこれ。特製 セーラー服袋。戦前のデッドストックです。この雰囲気!たまりません。先輩業者さんも初めて見たという希少品。女の子のおかっぱっぷりに時代が表れています。今で言うところのワカメちゃんカット。

ワカメちゃん繋がりでお次はこれ。サザエさんのおまけアイス袋。ウブ出しやさんからムリ言って少量分けしてもらいました。「アナタ 当たりが出たらその場でもう一本ヨ!ウワ!!」このセリフがイイ。

最後はこれ。60年代〜70年代のLIFE。ビジュアルたっぷりなので英文がわからずとも面白い。ケネディ、ベトナム戦争、ウッドストック、札幌の冬季オリンピック、大阪万博などなど。見ているとあっという間に時間が過ぎて行く。余談だけど、左上のジャクリーンの号を見て、案外彼女が美人でなかったことに驚いた。ずいぶん目が離れている人だったんだね。
トマト林檎さくらんぼ

まだ品出しできておりません。バックヤードに段ボールのまま鎮座しているのです。これ、段ボールひと箱分ありまして。なーんか好きでついつい仕入れてしまった。昭和30年代のものじゃないかと思います。ちょいズレした印刷具合がたまりません。トマト、りんご、さくらんぼを自家栽培しておられる方、いかがでしょう?この際「信州」ってところは棒線入れて帯び掛けしてみては……。

なんとなく店内の写真。明日は13時〜18時の営業となります。閉店後は「古書ほうろう」で小坂忠さんのライブ!楽しみです。
手紙
エーセー陶器
雨なので今日は卓上仕事でした。先日仕入れた紙モノを一枚ずつ確認。使用済みのはがき多数、未使用のポストカード、大正三年の朝日新聞の付録だった欧州全図、戦前の旅館のパンフレット保険の証書などなど。そんな雑多な山の中に、一通の軍事郵便が混ざっていました。

読んでみると慰問袋に対するお礼状の様。「始メテノ貴嬢ニコンナ親シゲナ御手紙書いて御許シ下サイ」とある。細い万年筆で書かれた手紙は、少し恥ずかしそうな文面から始まり、御礼を述べた後に少しだけ差出人が置かれている戦線の様子が書かれていた。「戦死傷者何十数名出シマシタ」「十月ノ始メニハ十日間ノ間ズーット討伐」

差出人のその後を知ることはできないけれど、少なくとも受取人は戦後を迎えることができたようで、昭和30年代〜40年代に家族間でやりとりした葉書が数枚混ざっていました。誰かが、語られる歴史の後ろにはごまんという市井の人々がいるのだ、というようなことを言っていたけれど本当にそうだよなと思う。雨の日は感傷的になりがちです。あ、写真は文面と全く関係のない、60年代のカップ&ソーサー。丸みを帯びたフォルムがかわいい。