体の動きは時代によって異なるということ

年明け、映画館で川島雄三の「幕末太陽傳」を観ました。デジタル修正版なこともあって、映像がクリアで細部まで見やすかった。ここ最近、昔の日本映画をよく観ます。単におもしろいということもあるけれど、画面に映る道具類を観る、という目的もあります。ああ、あれはこう使っていたのか、とか。この時代まで使われていたんだな、とか。こういうモノもあったのか、とか。
で、そういう道具ありきの見方をしていくと、道具によって引き出される人間の動きがあるということに気づきました。体の動きは時代によって異なり、それは主にその時代に使われていた道具によるのだということ。例えば着物や下駄が呼ぶ独特の身のこなし。例えばお膳を使う事によって生じる姿勢。大工道具の運び方、それによる歩き方。車やさんの走り方、そのリズム。引戸による手のひらの使い方云々。
翻って現在。私たちにも道具によって生じた動きがあります。例えば携帯を見る仕草。パソコンに向かい合ったときの動き。ファッションによって生じる独特の所作(例えばピンヒールとかね)云々。
じゃあ古道具を使ったら体の動きもかつてのように戻るのか。本来の用途から離れた使い方=現代生活に合わせた使い方、をすることが多い自分には答える術がなく。どなたか実験してはくださる奇特な人はいらっしゃらないでしょうか?とかそんなことを考えている今日この頃です。
今週の日曜日は檸檬の実でフクメン古道具!(※当日Neglaはお休みとなります)そして2月3、4、5日は国立の黄色い鳥器店で開催される「黄色い鳥器店たのしい古い角物店」に参加します。こちらの詳しいお知らせまた後日!どちらもぜひお出かけください。






















